不動産を購入する時は維持費も計算するべき?
不動産を購入する時は維持費も計算するべき?
不動産を購入する時には維持費もしっかりと計算するべきです。これを言うと、それはつまりメンテナンスとか修理・修繕に要する費用であって、築何十年も経過した物件ならばともかく、新築時点ではほぼ当てはまらないという人が常にいます。これは間違いというか誤解で、不動産を維持するために必要な費用は必ずしもこのような項目に分類されるものだけではありません。より広く捉えて考える必要があって、例えば火災保険や地震保険の保険料、固定資産税あたりはどのような物件であっても該当してきます。この他にもより広く見るならば、マンションであれば管理費、クルマの駐車場代、トランクルーム代などもあります。修繕に関しては、マンションであれば強制的に積み立てとなることが基本ですが、一戸建ての場合にはそうではありませんので、自ら用立てておく必要があるわけです。あくまで平均的な数値ですが、マンションでも一戸建てでも、これら全てを合わせると年間50万円くらいは必要とされています。
賃貸オーナーにとって不動産のメンテナンスは非常に大変です
賃貸オーナーと言う仕事は、サラリーマンにとって夢の様な仕事です。それはねていても毎月決まった日々決まった額が口座に勝手に振り込まれるからです。寝ていてもお金は発生し、サラリーマンのように馬車馬になって働く必要もありません。ある程度のお金をため込み、それを元手に物件を買ってオーナー業を起業するサラリーマンも多くなってきました。ところが不動産のオーナーにとって不動産のメンテナンスや維持管理は、思いのほか大変なことを多くの人は知りません。不動産のメンテは室内の特殊清掃や、水回りのリフォーム、壁紙やふすまの張替など多岐に渡ります。共用部分の通路やエントランスの清掃も定期的に徹底しなければならず、オーナーもやることがたくさんで多忙を極めるのです。そこでこうした事を不動産管理会社に委託するオーナーも少なく有りません。清掃やリフォーム、修繕は勿論のこと家賃の滞納の取り立てや、入居者募集の販促活動まで担います。